こんにちは!ココロの学校・バーツです。
「やりたいことがあっても最初の一歩が踏み出せない」
「失敗が怖くていつもブレーキを踏んでしまう」
「挑戦が怖いよ…もう失敗なんてしたくない…」
もし“恐れ”さえなければ、あなたの人生はどう変わると思いますか?
この記事を最後まで読んでいただくことで、
「恐れ」「恐怖」について、完璧に理解することができ、もう「恐れ」に支配されない、「恐怖」に邪魔されない人生を歩むことができます。
バーツ|ココロの学校
元々は、超が付くほど強度のHSS型HSP。
大人数や人前で話すのはもちろん、人の感情や思考が気になって仕方ありませんでした。でも、そんな30年苦しんだHSPを自ら克服。
現在は、HSP才能起業家・HSPカウンセラーとして、活動しています。
「恐れ」があなたの人生を大損させる

この記事では、「なぜ人は恐れるのか?」「なぜ恐怖を感じるのか?」という根本から、
“恐れ”の正体とその正しい向き合い方、そして人生を好転させるための実践的なステップまで、具体的なエピソードと共に徹底解説します。
人は「恐れの正体」がわかれば、不安や迷いに振り回されず、本当に自分らしい人生を歩むことができます。
だから、今回は知らないと損する「恐れの正体」というタイトルにしました。
こんな悩みありませんか?
- 何か始めたいけど失敗が怖い
- 本音を言いたいけど、嫌われたらどうしようと考えてしまう
- いつも不安が先立ち、なかなか行動に移せない
僕もずっとそうでした。
就職活動では、本当にやりたいことを口に出せなかったり、人間関係で気を遣いすぎて自分を押し殺してしまったり。
SNSでも最初の頃は、批判が怖くて発信することを諦めていたことが何度もありました。
夜、布団に入ったとき、「自分はこのままでいいのかな…」と不安に押しつぶされそうになることは、数えきれないほどあります。
- 転職したいけど「失敗したらどうしよう」
- 新しい挑戦に興味があるのに、「人から笑われるかも」
- 「自分にはできない」と勝手に決めつけてチャンスを逃す
- 恋愛や結婚、仕事、すべての場面で「拒絶されるのが怖い」
昔の僕は恐れてた…
僕自身もまさにそうでした。
幼い頃から「失敗しちゃいけない」「周りに迷惑かけちゃいけない」「失敗はカッコ悪い」そう思い込んで生きてきて、
何か新しいことに挑戦するたびに、頭の中では「もしダメだったら…」とネガティブな妄想が膨らむ。
結果、やりたいことも、本当は伝えたい想いも、どんどん心の奥にしまい込んでいました。
“恐れ”に向き合わずに生きていると、本当にやりたいことを一生やらず、最悪な人生を送ることになり、一度しかない人生を大損することになります。
「いつかやろう」と思っていた夢も、「こんな自分には無理だ」と諦め、気がつくと、毎日が不安と後悔でいっぱい。
自信も自己肯定感もどんどん失っていく…。
もっと怖いのは、恐れは“消える”ことがないという真実です。
恐れは悪者ではありません
実は“恐れ”は「悪者」ではなく、私たちを守るために脳が作り出した「サイン」なんです
この記事では、恐れの正体と向き合い、「恐れを力に変える」ための具体的な方法や心理学や脳科学の知見も交えつつ、誰でもできるシンプルな実践ステップをお伝えします。
実際に僕は、この方法を取り入れてから、「恐れ」に支配されるのではなく、恐れを“味方”につけたり、物事に対する恐れから解放され、どんどん行動できるようになりました。
具体的には、
- 会社員時代には、夢の海外勤務を実現
- その後は、脱サラして起業
- 南の島への移住
- フルマラソンだけでなく、ウルトラマラソンやトライアスロンの完走
など、一般的には恐れから敬遠されがちなことをやってきました。
恐れの正体を理解し、人生を好転させる

最初に、一つだけ注意点があります。
今回の記事は、順を追って読むことで、完全に恐れの正体が理解でき、
恐れから解放される内容になっていますので、くれぐれも飛ばし見しないようにしてください。
- 恐れの正体を“脳”が作り出すメカニズム
- 恐れを“感情”として切り離す方法
- 恐れを力に変える3ステップ
- 恐れが教えてくれる真実
- 恐れを味方にする
恐れの正体を“脳”が作り出すメカニズム

それでは、まず①恐れの正体を“脳”が作り出すメカニズムから解説します。
僕たち人間が「怖い」と感じるとき、多くの場合、それは“現実の出来事”そのものではなく、
“まだ起きていない未来の想像”に対して感じています。
たとえば、プレゼンの前に「失敗したらどうしよう」と緊張し、本番では頭が真っ白になる。誰かに想いを伝えようとして「もし嫌われたらどうしよう」とためらう。
これらの恐れはすべて、“起こるかもしれない未来”への反応で、ここで重要なことは、実は、
脳は「現実」と「想像」を明確に区別できないということです。
つまり、頭の中で失敗を想像すればするほど、まるでそれが“実際に起こっているかのように”身体は反応し、心拍数が上がったり、胃がキリキリしたり、手汗をかいてしまったりするんです。
扁桃体が関係している
これは脳の「扁桃体(へんとうたい)」と呼ばれる部位が関係しています。
扁桃体は、人間が原始時代から持っている“危険察知装置”のようなもので、
「命に関わる恐れ」に対して瞬時に反応して、闘争か逃走かを選ばせる役割があるのです。
でも現代社会では、命を脅かすような危険はほとんどありませんよね。
食べるものにも困らないし、住む場所もあれば、着るものもある。
それでも、
- 人に否定される
- 仕事でミスをする
- SNSで批判される
といった“小さなリスク”に対しても、脳は“命の危険と同じレベル”で反応してしまうので、
その結果として、僕たちは“実際には存在しない恐れ”に日々振り回され、動けなくなってしまっているのです。
恐れは脳が作り出したイメージ
そう、恐れは、現実ではなく“脳が作り出したイメージ”だったということがここで理解してほしいポイントです。
この仕組みを知るだけでも、「あ、今自分は想像の中で怖がってるんだな」と、一歩引いて自分を見つめ直すことができるようになりませんか?
僕自身、これを知ってから、すごく気持ちが楽になりました。
以前は、何かに挑戦しようとするたびに「失敗したらどうしよう」「笑われたらイヤだな」と足がすくんでいたんです。
でも今では、そういう感情が湧いてきたとき、「あ、これは扁桃体が勝手に警報鳴らしてるだけか」と受け止められるようになりました。
もはや、失敗に対する恐怖というものを感じなくなりました。
恐れは、敵ではありません。ただの“脳の誤作動”なんです。
恐れを“感情”として切り離す

ここからは②恐れを“感情”として切り離す方法です。
恐れに飲み込まれてしまうとき、人はその感情と“自分自身”が一体化してしまっています。
たとえば
「僕は怖がりだ」
「私はダメな人間だ」
「俺は挑戦できない人間だ」
そうやって、感情に“アイデンティティ”を乗っ取られてしまうのです。
でも、本当は違います。
「恐れ」は、あなたそのものではありません。
恐れの感情と距離を取る
じゃあ、どうすればこの恐れの感情と距離を取れるのか?
ここで効果的なのが、心理学や脳科学の分野でも注目されている「感情ラベリング」という方法です。
やり方はとてもシンプル。
恐れや不安を感じたとき、その感情に名前をつけてあげるだけです。
たとえば、
「今、自分は“不安”を感じてるな」
「これは“失敗したらどうしよう”という恐れなんだ」
「“人から否定されるのが怖い”って思ってるな」
と、ただ静かにラベリングする。
たったこれだけで、脳の中で恐れに反応していた「扁桃体」の働きが穏やかになり、論理や思考をつかさどる「前頭前野」が再び機能し始めるんです。
つまり、感情に飲み込まれてパニックになっていた脳が、「冷静な自分」に戻っていくんですね。
冷静に自分を認めよう
昔の僕は、不安を感じるとすぐ「どうしよう」「逃げたい」と思って、どんどん心がザワついていました。
あなたもそういう時、ありませんか?
でも、ある時から
「今、不安を感じているな」
「これは“怖がってる自分”がいる」
と言葉にするようになっただけで、不思議なくらい、感情がスーッと落ち着いていったんです。
ここで大切なことは、「自分の感情を否定しないこと」です。
「こんなに怖がってちゃダメだ」と責めるのではなく、「そうだよね、不安になるよね」と共感する視点を持ちましょう。
他人のことは気にしなくて、とにかく自分で自分をに認めるようにしましょう。
すると、感情は暴れずに自然と落ち着いていきます。
恐れは、抑え込もうとするほど暴れ出します。
でも、ただ「ある」と認めてあげると、不思議とその力は弱まっていく。
そしてそのとき、自分の中に“怖がってるもう一人の自分”がいて、そのもう一人の自分を「大丈夫だよ」と優しく抱きしめるような感覚が芽生えてくるんです。
何度も言いますが、恐れを手放すことは、感情を敵にしないこと。
恐れを力に変える

それでは、恐れを感情として切り離す方法がわかったとことで、今度は、③恐れを力に変える3ステップということで、話していきます。
「恐れがあるから、私は動けない」 そう思っていた僕が、ある時ふと気づいたことがあります。
「いや、むしろ、恐れがあるからこそ、本気になれるのかもしれない」って気づいた瞬間があり、そう気づいてから、僕の僕は、むしろ恐ろしいくらいに大きく変わりました。
それは、恐れ自体を「行動を止めるブレーキ」ではなく、「進むためのガソリン」と捉えるようになったのです。
- 恐れの声を“見える化”する
- 「それは本当か?」と問いかける
- 「小さな一歩」で証拠を上書きする
そのきっかけとなったのが、今から話す“恐れを力に変える3ステップ”です。
STEP1:恐れの声を“見える化”する
STEP1:「恐れの声を“見える化”する」ということです。
まずは、頭の中でグルグルしている“恐れ”を、紙に書き出すことから始めましょう。
- 失敗したらどうしよう・恥をかいたら立ち直れない
- 批判されたら怖い
- 自分には価値がないかもしれない
こんな思考が、頭の中で無限ループしていませんか?
今はまだ仕方ないです。
でも、まずはこういった恐れの感情を紙に書いてみましょう。
そうすると「あれ?これってただの妄想じゃない?」とわかるはずです。
脳の中だけで恐れを感じていると、それは“正体のない怪物”のようにどんどん巨大化していきます。
STEP2:「それは本当か?」と問いかける
STEP2:「それは本当か?」と問いかけます。
書き出した恐れ一つひとつに問いかけてみましょう。とても簡単です。
- これは事実か?それとも想像か?
- これって何の証拠がある?
- これまでに同じような場面で、本当に最悪の事態が起きたことはあった?
この“問い”を通して、恐れの正体を検証します。
僕自身、「どうせ失敗するに決まってる」と思い込んでいたことが、実は一度もチャレンジしたことがなかったという事実に気づいて、笑ってしまったことがあります。
恐れは、根拠のない「妄想」にすぎないことが多い。
それに気づくだけで、心の中の霧が少し晴れていきます。
最初にも話したように、恐れは過去の経験を通じて、起こっていない未来について、今勝手に判断しているだけです。
STEP3:「小さな一歩」で証拠を上書きする
STEP3:「小さな一歩」で証拠を上書きします。
3ステップの最後は、小さな行動を起こすことです。
いきなり大きなチャレンジをする必要はありません。
その理由は挫折です。
恐れがあるなら、その恐れを抱えたままでOKですから、ほんの少しだけ、やってみるんです。
たとえば、
- 人前で話すのが怖ければ、まずは1対1で自分の意見を伝えてみる
- 発信が怖ければ、今日1行だけ投稿してみる
- 断るのが怖ければ、1回だけ丁寧に「NO」と言ってみる
どんな小さな一歩でも、行動は“証拠”になります。
「思ってたより大丈夫だった」
「少し怖かったけど、できた」
この小さな成功体験が、あなたの脳を少しずつ書き換えてくれるんです。
僕も、かつては人の目が気になって一歩も動けなかったけど、
- 今日だけやってみよう
- 一回だけやってみよう
- とりあえずやってみよう
- 小さいことだけどやってみよう
を何度も繰り返すうちに、気づけば恐れが“味方”に変わっていました。
今はもう恐れを感じなくなっています。
むしろ、やりたいと思ったことに、どんどん挑戦できる自分になりました。
恐れが教えてくれる真実

それでは、④恐れが教えてくれる真実です。
多くの人が、恐れを“悪いもの“”消すべきもの”だと思っています。
でも実は、恐れは僕たちの本心を教えてくれるサインです。
隠されている真実
つまり、恐れの奥には、あなたの真実が隠されています。たとえば、こんな場面を思い出してみてください。
- 人前で話すのが怖い。
- 失敗するのが怖い。
- 人に嫌われるのが怖い。
この「怖い」という気持ちを、さらに深掘りしてみると、
- 人前で話すのが怖い=本当は認められたい、自信を持ちたい
- 失敗が怖い=本当は成長したい、成功したい
- 嫌われるのが怖い=本当は人とつながりたい、愛されたい
そう。恐れは、あなたの「大切にしているもの」があるからこそ、生まれてくるんです。
昔の僕も恐れてた..
僕にもあります。昔、SNSで発信するのが怖かった時期がありました。
「叩かれたらどうしよう」「滑ったら恥ずかしい」と、いろんな妄想、つまり未来の想像が頭をよぎって、投稿ボタンを押せずにいました。
でもある日、こう問いかけてみたんです。
「じゃあ自分は、本当はどうなりたいの?」すると出てきた答えは、
「自分の発信で誰かの役に立ちたい」
「もっと自由に、自分らしく発信したい」
そう、自分の中にはちゃんと真の願いがあったんです。
だからこそ、失敗するのが怖かったし、否定されるのが怖かった。
そのとき、初めて恐れが「敵」じゃなくて、“本当の自分の声”を教えてくれる存在だと気づいたんです。
恐れを消そうとしない
ここで大切なことは、「恐れを消そうとしない」こと。
怖がっている自分にフタをして無理に行動しても、心が追いつかず、あとで疲れ果ててしまいます。
だから、恐れが出てきたときには、「何を大事にしたいのか?」と自分に問いかける。
そして、真実を見つけたら、そちらに意識を向けていくのです。たとえば、
「失敗が怖いけど、それだけ本気なんだな」
「嫌われるのが怖いけど、それだけこの人との関係を大切に思ってるんだな」
そうやって、恐れを“原動力”に変えていくことができるんです。
つまり、 恐れとは、「こうなりたい」という自分の未来があるからこそ生まれる“心からのメッセージ”で、
これに気づけた瞬間から、僕らは恐れに飲まれる人生ではなく、恐れと共に、真実に向かって進む人生を歩み始めることができるのです。
恐れを味方にする人生

さて、恐れが真実を僕らの真実を教えてくれることがわかったら、最後に⑤恐れを味方にする人生へということで話していきたいと思います。
ここまで読んでわかったかもしれませんが、恐れを100%完全に消し去ることは、できません。
なぜなら、恐れは「生きるために必要な感情」だからです。
一方で、恐れに支配されない生き方は、誰にでも手に入れることができることもわかってもらえたと思います。
それが、“恐れを味方にする”人生です。
恐れに対して間違った思い込み
恐れに対して多くの人は、こう思います。
「怖い=やってはいけないこと」
「恐れがある=自分には無理」
でも、それはただの思い込みです。
本当に大切なことは、「恐れがあるからこそ、大事な一歩がある」ということに気づけるかどうか。
たとえば、
大事な人に気持ちを伝えるとき。
転職や起業を考えているとき。
自分の夢を口に出そうとするとき。
その“怖さ”の中には、あなたが本当に望んでいる未来が詰まっています。
恐れの先の未来
僕自身、ずっと恐れを避けて生きてきました。
失敗したくない、恥をかきたくない、嫌われたくない。
その結果、安全な選択ばかりして、心のどこかでずっとモヤモヤしていたんです。
でもある日、友人のAさんの一言で人生が動くきっかけを得ます。
「恐れの先に、どんな未来が待っているんだろう?」
すると、見えてきたんです。
・挑戦したいこと
・伝えたい想い
つまり、“本当の自分の人生”が見えてきたんです。
恐れが教えてくれたこと
恐れは、僕らにブレーキをかけているのではなく、
「それだけ本気なんだよ」「大切にしたいことがあるんだよ」
と、そっと教えてくれていたんです。
恐れを否定するのではなく、「怖いけど、やってみよう」と一歩を踏み出す。
その小さな一歩が、人生を大きく変える分岐点になります。
こうして、僕もたくさんのことに挑戦してきたら、今では怖いことがグッと減りました。
最近は、恐れを感じるたびにこう思うんです。
「ああ、これは進むサインなんだ」「新しい挑戦だ」って。
恐れが出てきたら、それは挑戦の準備が整った証拠。
あなたが、自分の人生を生きようとしているサインです。
まとめ
知らないと人生を大損する「恐れ」の正体を理解し、人生を豊かにするためのまとめです。
- 恐れの正体を“脳”が作り出すメカニズム
- 恐れを“感情”として切り離す方法
- 恐れを力に変える3ステップ
- 恐れの声を“見える化”する
- 恐れを味方にする人生へ
ここまで理解できたあなたは、恐れを味方につけることで、どんどん人生が豊かになるでしょう。
この内容を理解し、どんどんチャレンジしていく人生にしてくださいね。