こんにちは、ココロの学校・バーツです。
「弱い自分が本当に嫌だよ…」
「人の目ばかり気にしちゃうんだ…」
「メンタルが弱くて生きるのが辛い…」
と、悩んでいるみなさま。もう大丈夫です。
この記事では、誰でも簡単にできる『図太いメンタルの作り方』を紹介します。
今回の記事では、メンタルで悩んでいるあなたも、簡単に強いメンタルをつくる方法を紹介してますので、今日から実践してみてくださいね。
バーツ|ココロの学校
元々は、超が付くほど強度のHSS型HSP。
大人数や人前で話すのはもちろん、人の感情や思考が気になって仕方ありませんでした。でも、そんな30年苦しんだHSPを自ら克服。
現在は、HSP才能起業家・HSPカウンセラーとして、活動しています。
図太いメンタルって何!?

図太いと言うと、図々しい人や無神経な人、人のことをあまり考えられない人というイメージがあるかもしれませんが、今回は全くそういう話ではありません。
図太いメンタルのポイント⇩
- 困難に負けない強い心
- たくましい心
- 凹んでもすぐに立ち直るしなやかな心
- 細かいことは気にしない大らかな心
HSPだと、「なんだか強い心なんて持てないよな…」「強くなるなんて難しいよね…」と思いがち。
でも、そんな気持ちを放っておくと、どんどん生きづらくなってしまうものです。
会社には行きたくなくなるし、外にも出たくなくなる。人とも話したくないなんてこともありますよね。僕もありました….
でも、もう大丈夫。
- 不安、心配事、怒りが半減します!
- 自信、情熱、勇気が激増し、人生がとても楽になります!
- 清々しく、心穏やかに、そして、潔く生きていけます!
今回は”ワークをすればいい”とか、”日々メンタルを鍛えてください”とかそんな難しい方法ではありません。
僕も今回お話しする方法で、人生が激変しましたし、僕の周りの人たちも随分人生が変わりました。
自分に自信が持てない、すぐに不安になる、些細なことでが気になる、ちょっとしたことで腹が立つ、言いたいことが言えない、くよくよ悩んでしまうなど、
HSP特有の悩み事で、生きづらさを感じている人には、必見ですので、ぜひ最後までご覧ください。
図太いメンタルを作る➊:あきらめる!

図太いメンタルの作り方その1は、「あきらめる」ということです。
元々、諦めるの語源は仏教用語で、決してgive upという意味ではありません。
「諦観」と書いて、「たいかん」と読みますが、諦観とは「あきらかにみる」という意味です。
つまり、現実を明らかに見る、物事を現実的に捉えるということです。
たったこれだけのこと、「諦める」だけで、心が強くなるんです。
好きな人の告白もあきらめる
例えば、好きな人に告白して、成功する確率はMaxでも5割。1/2の確率です。
どんなに好きでも、どんなに情熱があっても、1/2の確率で振られます。
この現実をしっかりと理解している人は、ダメもとでも告白してみようと告白する勇気が出てきます。
振られたとしても、やっぱりダメだったか、現実そんなに甘くないよなと、それほど落ち込まない強いメンタルのもと告白できるのです。
だから、振られた現実を受け止めることもできます。
一方で、現実を無視して、きっとうまくいくなどと過度の期待をすると、「もしうまくいかなかったらどうしよう?」みたいな不安が出てくるし、告白するのが怖くなります。
それでも勇気を持って、告白して、結局振られたら、ひどく落ち込んでしまうだけでなく、
振られた自分には魅力がないからと自分を責め始めてしまい、最終的にそうやって自信を失っていくわけです。
仕事もあきらめてOK!
これは仕事でも同じです。
仕事って、
- 仕事が大変なのは当たり前です。
- 最初はうまくできないのが当たり前。
- 上司は口うるさいのが当たり前。
このように現実をしっかりと受け入れていれば、仕事で失敗をしても、上司に叱られたとしても、粘り強く努力でき、たくましく成長できるのです。
一方で、
- できる限り楽な仕事がしたい。
- きっとうまくいく。
- みんなに褒められたい。
みたいな期待をしていると、たった一回の失敗や小さなミスでも深く落ち込んでしまいます。
さらに、上司に叱られれば自信を失うだけでなく、やる気まで失い、こんなはずじゃなかった…となります。
結局、こんなことを何度も経験しているうちに、やがて心が折れ、こんな会社はもう嫌だ、辞めたいとなってしまうわけです。
人間関係もあきらめろ!
人間関係でも同じです。
会社や学校に行けば、どんなところでも、
- 嫌な人や苦手な人
- わがままな人
- ずる賢い人
- 陰口をいう人
必ずいます。
本音は嫌だけど、仕方がないので、この現実を受け入れている人は、嫌な人に出会っても、
「ああ、この人めんどくさい人だな。なるべく関わらないでおこう」
とうまく対処できます。
逆に、現実を無視して、みんなとうまくやっていこう!なんて淡い期待を持つと、
嫌われたらどうしよう?、怒らせちゃったらどうしよう?
なんて、いらぬ心配が山ほど出てきます。
しかも、わがままな人やずる賢い人は、おどおどしている人が大好きです。
悪い人ですよね(笑)
だから、そういう人に近づくと、都合よく扱われてしまい、どんどんどんどん自信を失って、生きづらさを感じるわけです。
あきらめるの反対は「期待する」
勘のいい人ならもうピンと来ているかもしれませんが、「諦める」の反対は「期待する」です。
期待は、すればするほど
- 不安を感じたり
- プレッシャーを感じたり
- 落ち込んだり
- 腹を立てたり
- 自信をなくしたり
と、いろいろな感情が出てきます。
だから何事も期待するのをやめ、現実を見ましょう。
人は、期待するなと言われると、ネガティブな気もしますが、
それは、これまで「期待するな=ネガティブ」だと洗脳されてきたからです。
ここで、考え方を変えてしまいましょう。
期待するからネガティブになる。現実的に考えるからポジティブになると考えていきましょう。
図太いメンタルを作る❷:開き直る!
「心が弱くなる一番の原因は「どうしよう?」です。
- うまくいかなかったらどうしよう?
- 嫌われたらどうしよう?
- 緊張したらどうしよう?
- クビになったらどうしよう?
- 怒られたらどうしよう?
HSPの特性「過度な心配性」がまさにこれ。
そして、どうしようを対処する最も簡単方法が「開き直ること」です。
- うまくいかなかったらどうしよう?
⇒失敗したっていいよ!とにかくやるしかない。 - 嫌われたらどうしよう?
⇒嫌われたっていい!命まで取られるわけじゃない。 - 緊張したらどうしよう?
⇒笑われたっていい!三度の飯に困るわけじゃない。 - クビになったらどうしよう?
⇒クビになってもいい!仕事ならいくらでもあるさ! - 怒られたらどうしよう?
⇒怒られてもいいさ!余裕だわ。
開き直った方が心が強くなります。
ちょっとやそっとのことでは挫けないだけでなく、開き直った方が物事はうまくいきます。
仕事をクビになっても開き直る
例えば、クビになったらどうしよう?
「この仕事辞めるわけになんていかないしなあ」なんて思っていると、心穏やかではいられなくなります。
上司にも、同僚にも、必要以上に気を遣い、自分の意見が言えなくなります。
完全に、HSP特有の気質。
- 些細なミスですら、「あー、ヤバい」って落ち込む
- ストレスが雪だるま式に積もり積もって、パンクする
- どんどん、心が弱くなってしまい、最終的に心の病となる
- 結局、会社を辞めることになってしまう
一方で、「最悪こんな会社いつでも辞めてやる!」くらいに開き直っていれば、
- ありのままの自分で過ごせる
- 必要以上に気を遣うこともなくなる
- 同僚や上司とも、ザックバランに話ができ、自分の意見も言いやすくなる
結果として、人間関係が良好に築け、ちょっとしたミスをしても、同僚がサポートしてくれたり、会社や学校での居心地が良くなると、やめなくて済みます。
あのイチロー選手だって、開き直っていた
僕の大好きな野球選手、もう引退しましたが、イチローは、世界の大舞台に立った時のことを、こう振り返っています。
2009年のWBC決勝の韓国戦で、延長10回2アウト一、三塁の場面。
打席に入った時は、「ここで打てなかったら日本に帰れないな」と思ったそうです。
でも、こんなことを考えていたらいけないと、「開き直って楽しくやろう」と自分に言い聞かせたそうです。
結果として、イチローのタイムリーヒットで日本は優勝しました。
記者会見では、「僕は(強運を)持ってますね。神がおりてきました。イキそうになったよ」
と興奮したイチロー。
つまり、 開き直った人はプレッシャーがなくなり、冷静に行動できる。
そして、堂々としていられるし、なんでもうまくいく人へとなっていくのです。
本記事のまとめ
ここまで読んでくださったあなたは、それだけでもう図太いメンタルが作られ始めています。
昨日までのあなたよりもずっとずっと強靭なメンタルへと変化しています。
今日一日、明日と、自信を持って過ごしてみてください。
メンタルを強くする方法は山ほどありますが、今回ご紹介した2つの方法は僕が知る限りではかなりパワフルな方法です。
図太いメンタルの作り方は、たった2つです⇩
- 諦めること
- 開き直る
メンタルが強くなるどころか、図太くなります。
堂々と揺るがない自分でいられるようになります。
そして、仕事も健康も人間関係も良くなります。