こんにちは、ココロの学校・バーツです。
「やる気が出ないよ…」
「もう、めんどくさい…」
「気分や情熱にコントロールされたくない…」
こんな人生、もう辞めにしませんか?
この記事では、脳の仕組みから理解する『めんどくさいを消す魔法』を紹介します。
「めんどくさい」ってやつの正体を今日は明かし、このめんどくさいを消す魔法を暴露していきますね!
バーツ|ココロの学校
元々は、超が付くほど強度のHSS型HSP。
大人数や人前で話すのはもちろん、人の感情や思考が気になって仕方ありませんでした。でも、そんな30年苦しんだHSPを自ら克服。
現在は、HSP才能起業家・HSPカウンセラーとして、活動しています。
めんどくさいと思うのは普通のこと

今回の記事では、まず初めに伝えておきたい超重要なことが3つあります。
- めんどくさいは脳の仕組みからして自然なこと
- 遺伝や先天的なもの、才能とは一切関係ない
- 脳が行動を避けようとする理由
めんどくさいは脳の仕組みからして自然なこと
実は動物全体として「めんどくさい」と思うのは脳の仕組みからして自然なことで、
あなたが悪いわけではありません。
動物から学ぶ
野生の動物は、
- 獲物を見つけたら最小限のエネルギーで、
- かつ、一発で獲物を仕留める。
これが理想ですよね。
これを怠けていると言いますか?
むしろ、全力疾走して追いかけたにもかかわらず逃げられましたって方がシャレになりませんよね(笑)
人間も同じなんです。
なるべくなら、エネルギーを使わずに、楽をして生きたいと思っています。
だから、人間を含め、生き物は、サボっている状態がデフォルトで、いざという時にどれだけ本気を出せるか、
その時のためにどれだけエネルギーを貯めておけるか、その時のためにどれだけ鍛えられるかが重要だということです。
先祖から学ぶ
我々の祖先はと言えば、
- 今みたいに食べ物が周りに溢れ返っていたわけでもなく、
- 他の肉食動物に襲われるような危険が身の回りにはいっぱい潜んでいた
わけですよ。
そんな状況にもかかわらず無駄なエネルギー を使って、疲れ果ててしまっていたら食べ物が手に入らないような状態になって餓死するわけですよ。
しかも、いざ身の周りに危険が迫った時にエネルギーがないなんて状況では困りますよね。
めんどくさいは生き物の本能
ということで、いざという時のためにエネルギーを節約しておこうというのは、生き物としての本能であり、
これが行動を阻害したり、あなたのめんどくさいと思う原因になってしまってるっていうことを知っておきましょう。
ところが、あなたのように「めんどくさい」によって行動できない人がいる一方で、
スポーツでもビジネスでも圧倒的な行動量でその他大勢を寄せつけない成果を出してる人が多数いるのも、またこれ事実なんですね。
でも、これはあなたが悪いわけではないので、安心してください。
成功のために日々行動し続ける人と、本能に負けてついサボってしまう人は何が違うのか?
その理由はすごくシンプルで、簡単なことです。
成功者たちは、勝手に行動しちゃう脳の神経回路の仕組みとその使い方を知っているだけです。
遺伝や先天的なもの、才能とは一切関係ない
そして、最初にお伝えしておきたい大切なこと2つ目ですが、
この「めんどくさい」と思ってしまうあなたの思考の癖は、遺伝や先天的なもの、才能とは一切関係ないということです。
もっと言うと、モチベーションや根性、精神論も全く関係ありません。
この記事を最後まで読むと、その理由もすべて理解できますし、あなたの神経回路の仕組みも変化します。
ただ単に、やるべき行動の負荷が大きすぎるから脳が抵抗反応しているだけです。
できる限り分割するのがポイント
どんなことでも、それがとんでもなく量が多かったり、長い道のりだったりすると、
取りかかるためのハードルが高くなりすぎちゃって
脳が先ほども伝えた通り、エネルギーの浪費を恐れて、最初から諦めてしまうという状態に入ります。
これは、あなたの遺伝や才能とは無関係ですよね。
例えば、どれだけゲームが好きだとしても、いきなり初回にラスボス級まで倒してくださいなんて言われたら、
誰でもめんどくさいし、しんどいって気持ちが先立って、やる気もなくなります。
これはあなただけではありません。
脳の通常の反応です。
だからこそ、めんどくさいと思わないように、脳の仕組みを上手に使うためには、
できるだけやるべきことを細かく分割するんです。
小さく始めよう
小さく始めることで行動のハードルを下げることができれば、人の脳はそれを「めんどくさい」と思わなくなります。
その理由は簡単です。
ハードルが低いことは難易度が低いから、簡単にできてしまう、終わってしまうレベルだからエネルギーを消費しないわけです。
つまり、「めんどくさい」と思わないんですね。
これが一般的に”ベイビーステップ”と呼ばれるものです⇩
1番最初のハードル、とにかく最初の始めるという第一歩を超えてさえしまえば、人は意外にも「めんどくさい」という心理が働かなくなるもの。
いかに、最初の取っ掛かりをうまく、簡単にできるかということなので、まずはここの部分もしっかりと意識してみてください。
脳が行動を避けようとする理由
さらに、最初にお伝えしておきたい大切なことが、脳が行動を避けようとする理由です。
これを知っているのと、知らないのでは大きな差が出てきます。
これは、人生を成功に導くために本当に大切な思考と言っても過言ではありません。
実は、成功者の中にはこれを自覚せずにやっている人もいるんですが、
彼らが実践し、習慣にしていることは脳科学的にもめちゃくちゃ理に叶っていることです。
この記事を最後まで読んで成功者が実践している、もう行動せずにはいられなくなる脳の構造をあなたも知ってください。
あなたの周りの人が、同僚が、ライバルがネットゲームで時間を浪費している間に、ゴロゴロしてNetflixを見てゲラゲラ笑っている間に、とんでもない思考を身につけてしまいましょう!
脳はネガティグな感情に弱い
脳は基本的にサボりたがりだということは、先ほどからお伝えしましたが、
それに加え、脳はストレスとか退屈のようなネガティブな感情にも弱いと言うことです。
これらの感情を感じるとその感情からすぐに離れようとします。
つまり、嫌だな、やりたくないなという感情から逃れるためです。
例えば、
- 仕事なんてめんどくさいからコーヒーでも飲もうとか、
- 筋トレはしんどいから昼寝でもしようとか
やるべきことから避けて別のことに逃げ出す時って大体こんな感じですよね。
あなたもやらなきゃいけない仕事や家事・掃除、勉強を先延ばしにしちゃったことが1度や2度どころか、3度や4度くらいあると思うんです。
偉そうに言ってる僕なんか昔は毎日でした(笑)
人間は、しんどくてめんどくさいことはなるべくやりたくないんですよね。
もっと言うと、快楽だけを求めて、不快は避けて通りたい。
これが生き物としての本能だと言うことを理解しておきましょう。
だから、どんな理由をつけたところで、本能には絶対に勝てないということです。
では、これをどうしたらいいか。
先ほども言ったように、世の中の大半の人はモチベーションとかやる気とか根性でなんとかしようとしちゃうから、うまくいかないんです。
結局、めんどくさいからやりたくない、不快だって脳が察知して、先延ばし。
精神論ではダメ
これが、もし、精神論でなんとかなるとすれば、世の中もうとっくに大金持ちと成功者で溢れ返っていますね(笑)
でも、現実は違う。
だから、意思や理性で無理やり行動するような感情を無視して抑えつけるようなことはやめてほしいということを最初に知っておいてほしいのです。
もう一度言いますが、「めんどくさい」と思うのは、あなたが悪いわけではありません。
一方で、これをモチベーションとかやる気とか根性で解決しようとしてうまくいかないことを、三日坊主と呼びます。
なんとなく、納得できませんか?
うまくいく人ほど、三日坊主の人はいないですし、成功者ほどやる気や根性に頼らず、感情や本能に逆らっても勝てないことをよく知っているということです。
淡々とやり続けることが大事

大事なのがやる気があろうがなかろうが淡々とやるべき行動をやり続けるということです。
これができないからみんな苦労してるわけなのですが、もう大丈夫です。
この記事を最後まで読むと、あなたも変われます。
僕も散々苦労しましたが、変われました。
1番に大切なこと
今回は「めんどくさい」を消す5つの魔法をお伝えするのですが、一番大切なことがこれです。
この淡々とやるべきことをやるために、本当に大切なことは、
行動のハードルを極限まで下げるということです。
要するに、一番最初に、脳に負担をかけないようにするということです。
脳の負担を減らすと行動のハードルはどんどん下がっていきます。
例えば、有名な話ですが、イチローはホームゲームの前に、妻・弓子さんの握ったおにぎりをいつも食べていたと言います。
また、Appleの創業者のスティーブ・ジョブスが毎日のように同じTシャツを着ていたのも有名な話です。
ここからわかるように、普通の人は今日はこれを食べようかなあれにしようかな、今日はこれを着ようかなそれにしようかなみたいなことが始まるわけです。
これが、いわゆる脳にとっての大きな負担になるわけです。
こういった人間の意思決定や選択をする意思力のことを”Will Power”というのですが、
最新の研究によると、これは無限に湧いてくるものではなく、
使ったら使った分だけ消耗してしまうということで、しかも1日に使える上限が 決まっているものなのです。
身近でも感じている
例えば、友人と新しいカフェができたから行ってみようなんて話をしてるうちに、
やっぱあっちのが良いかもとか、いつものところのが良いよねとか言っているうちに、
結局めんどくさくなって、いつものカフェに行くなんて経験ありませんか?
これが知らず知らずに自分の脳に負担をかけて、意思力を無駄遣いしてしまっている結果です。
経験ありますよね?(笑)
もっと言うと、結果的にいつもと同じことを同じようにするということも、考える必要がないから脳に負担をかけてないという意味で、本能的に動いている証拠なのです。
イチローのように、毎日同じものを食べる習慣がついていれば、何を食べるか迷う必要もありません。
家から駅までの道を毎日考えながら行くなんて人もいませんよね。
今何歩進んで、角は何回曲がって、マンホールが何個あって、みたいなこともしないし、
朝起きたら自然体で歯磨きしますよね。
これは習慣化されているので、いちいち判断や思考しないということです。
人は、いつも通りの習慣に対しては、脳のエネルギーを使わずに、省エネで過ごす最高の手段です。
めんどくさいを消す魔法5選

ここまでで、脳の仕組みをお伝えしてきましたが、いよいよ成功者たちはその仕組みをどうやって日々の行動に結びつけているのか、
その魔法をここからは伝えていきたいと思います。
- 習慣化する仲間を作ること
- できた自分を褒める
- 何かとくっつけて仕組み化する
- 予め予定を立て、他の選択肢を消す
- カラダをチューニングする
習慣化する仲間を作ること
まず①つ目は、とても簡単です。
めんどくさいことをする「習慣化する仲間を作ること」です。
仲間を作ってしまうと、「めんどくさい」と思うことも、自然とできるようになり、それが生活の中で習慣として身についてしまうという魔法の力が働きます。
実際に、僕の主宰するオンラインサロンでは、毎月1日から習慣化チャレンジというのを開催していて、自主的に50人くらいメンバーが参加していますが、
こうした機会にチャレンジした仲間は、それまで「めんどくさい」と思って避けてきた筋トレや読書、ブログを書いたり、朝のランニング、自然とこうしたことができるようになっています。
特に、毎日仲間内で報告し合うことによって、モチベーションに頼らず、毎日楽しみながら実践でき、
そして、それ自体を楽しみながらできるようになるということです。
できた自分を褒める
そして、②つ目が、できた自分を褒めるということです。
脳が「めんどくさい」と思うのは、脳に負担がかかっているからということを説明してきました。
これも僕のオンラインサロンでは習慣化チャレンジで毎日のようにやっているのですが、
22時までに仲間が今日できたことを報告。
そして、自ら褒めることと、仲間で褒めるということをやっています。
これをバカにする人もいるし、なんだそんなことかという人もいるのですが、
実は効果がめちゃくちゃ高くて、自己肯定感が爆上がりするとても効果的なことなんです。
もっと言うと、習慣化は基本的に自己肯定感と相関関係があり、自己肯定感が高いと習慣化に繋がり、自己肯定感が高いと習慣化がうまくいくことが科学的にわかっています。
つまり、人は褒められて自己肯定感が下がる人はいません。
ですから、このできた自分を褒める、仲間からできた自分が褒められるということは、
「めんどくさい」を消し去る魔法だということです。
もっというと、一人で「めんどくさい」を取り除こうとすると挫折しやすいですよね。
それは、褒めることをついついサボってしまうからです。
この褒めるということ自体も習慣化してしまうと良いです。
何かとくっつけて仕組み化する
それでは、「めんどくさい」を消す魔法の3つ目ですが、
自分がやりたいと思っていることを「何かとくっつけて仕組み化する」ということです。
実はこれは、スタンフォード大学のフォッグ博士がTiny Habitsという論文の中でも言っていることなのですが、習慣化を実現するときによく言われる話です。
「AをしたらBをする」この魔法はあなたの一生物のスキルになります。
例えば
- 朝起きたら、歯を磨く
- 家に帰ったら手を洗う
- 買い物に行ったら、レジで財布を出す
- スタバに行ったら、ラテを頼む
- ランニング時は、晴れていたら、17時になったら着替える
- 大学受験では、朝起きたら、デスクにつく
つまり、この「AをしたらB」をするということですね。
あなたも今現在、無意識にできていることに関しては自然体でできているんです。
ぜひ、めんどくさいと思うけど、今やりたいことがあって、なかなか一歩目を踏み出すのに苦労しているあなたがいるのなら、この「何かとくっつける仕組み化」をやってみてください。
予め予定を立て、他の選択肢を消す
それでは、ここから「めんどくさい」を消す魔法の④つ目ですが、これがまた超絶効果的な話になります。
「予め予定を立て、他の選択肢を消す」という魔法です。
人間の脳はエネルギーの消費がとにかく嫌いという話をずっとしていますよね。
嫌なことは本能的に避けようとします。
しかし、この避けるということからも避けるためには、予め行動計画、予定を立ててしまうということです。
つまり、「次は何をしようかな?」と脳に考える隙を与えず、脳が次のものを選ぶ選択肢を消してしまうということです。
これを意識的にやってみてください。
僕たちは1日に6万回以上の決断をしていると言われています。
つまり、その場その場で脳に決めさせるという負担をかけては、エネルギーを浪費しているんです。
これが先ほど話した、Will Powerを消費しまくっているという現象です。
もっと言うと、脳に快適に毎日過ごしてもらえばいいのに、あえて負担をかけて、脳を不快に過ごさせようとしてるわけです。
我々は脳に快適に過ごしてもらうこと=「めんどくさい」と思わないことであるのに、このことを理解してないことによって、多くの人が脳に負担をかけた生き方をしてしまっているのです。
例えば、隙間時間の使い方として、仕事をするか読書をするかそれとも昼寝するかという選択肢があったとしましょう。
このケースで、脳がどういう判断をするかと言えば、
- 仕事はつまらないからやりたくない
- 読書はまだマシだけど、昼寝に比べたらかったるい。
- それなら、買い物に行くまで昼寝でもしておくか。
とこうなるわけですね。
ということで、昼寝が一番楽だし、何もしなくていい、最高だって脳が勝手に判断するということです。
こういうことは、モチベーションや根性でやろうとしても、簡単に挫折します。
だからこそ、脳に選択の余地を与えず、予め行動計画、予定を立ててしまい、他の選択肢を消すというのが超絶効果的なわけです。
カラダをチューニングする
最後、⑤つ目は「カラダをチューニングする」です。
「何だ、そんなこと?」
「またカラダの話か」
「どうせ運動しろって言うんでしょ」
そう思った人、ちょっと待ってください。
実は「めんどくさい」と人間の脳が感じるのは”感情”ですよね。
この”感情”と行動と言うのは密接に関わっています。
例えば、風邪をひくと寝込んでしまうように、体調が悪いと行動を起こす気になりませんし、感情も落ち込み気味になります。
実際、心理学の研究では定期的にカラダを動かす習慣のない人、運動不足を感じている人は抑うつ感や不安、不眠、疲れ、免疫力の低下、情緒不安定といった症状が出やすいことがわかっています。
一方、定期的な運動、つまりカラダのチューニングを行っている人は感情面での安定、行動力の向上が認められているのです。
だからこそ、「カラダのチューニング」によって、自己肯定感を上げることで、「めんどくさい」は勝手に消えていくのです。
アメリカのスポーツ心理学の権威でメンタルトレーナーでもあるジム・レーヤー博士は、カラダのチューニングに適した運動を4つ紹介しています。
- 腹筋運動
- インターバル走る
- 休息日を儲ける筋トレ
- ストレッチ
です。
僕のオススメはいつも言うようにランニングです。
間違いなく自己肯定感が上がります。
筋トレが嫌いだった僕も、最近は筋トレを始めました。
ヨガが好きなので、ストレッチも苦ではなく。
まとめ
さて、「めんどくさいを消す魔法」について、脳のメカニズムの話から、めんどくさいを消す魔法まで順番に話してきましたが、どうでしたか?
今の世の中は、
- 情報が多すぎてどれを信じていいのかわからない。
- 本物の情報に出会えたとしても忙しくて忘れる。
- とりあえず後でやろうと先延ばししては、結局やらない。
という構図が出来上がっています。
ダラダラとSNSを見たり、Netflixを見てゲラゲラ笑って1日を終えるのでは、本当にもったいないです。
この記事を何度も何度も読み返すことで、あなたの脳の神経回路に変化が訪れますので、最低でも10回は読んでほしいと思っています。
めんどくさいを消す魔法5選⇩
- 習慣化する仲間を作ること
- できた自分を褒める
- 何かとくっつけて仕組み化する
- 予め予定を立て、他の選択肢を消す
- カラダをチューニングする