こんにちは!ココロの学校・バーツです。
「感動すると涙が出る」
「他人の悲しみにもらい泣き」
「映画やドラマで気づいたら涙があふれていた」
ことってありませんか?
しかも、他の人は平然としてるのに、自分だけ目が真っ赤。
「また泣いてるの?」って笑われて、恥ずかしくなった経験ありますよねでもね。
それ、実はあなたの脳がとんでもなく優秀な証拠なんです。
むしろ、涙もろい人は、天才脳の持ち主」。
普段はネガティブに思われがちな“涙もろさ”の裏に隠された、とんでもない才能についてお話しします。
バーツ|ココロの学校
元々は、超が付くほど強度のHSS型HSP。
大人数や人前で話すのはもちろん、人の感情や思考が気になって仕方ありませんでした。でも、そんな30年苦しんだHSPを自ら克服。
現在は、HSP才能起業家・HSPカウンセラーとして、活動しています。
涙脆いは天才脳の持ち主

さて、「泣きすぎって、感情コントロールできてない証拠だよね」「こんなにすぐ泣く自分って、なんか弱いな…」こう思ったことありませんか?
- 周りの空気を読みすぎてしまったり、誰かの一言にすぐ傷ついたり。
- 職場で人が怒られてるのを見ただけで、自分のことのように感じて泣きそうになる。
- 人混みや音に敏感で、感情の起伏も激しい。
HSPだとこんなこと、一度や二度思ったことありませんか?
実はこれ、まさに僕自身が昔そうだったんです。
学生時代はよく「男なのにすぐ泣くな」って言われましたし、社会人になってからも会議中に涙をこらえるのに必死だったことが何度もあります。
この“涙もろさ”を否定し続けてしまうと、どうなるかわかりますか?
➊自分の感受性を押し殺し、人前では“冷静なふり”をするようになります。
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❷そして、本来持っている共感力や想像力、ひらめきといった「天才脳の力」を、自分で封印してしまうんです。
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❸結果として、無理して強がって疲弊し、自分のことを嫌いになってしまうから本当にもったいない。苦しい未来ですよね。
でも、安心してください。
涙もろい人が持っている「天才脳の正体」そしてそれを活かす具体的な方法を、今回の記事で丁寧に話します。
実は、涙もろさの裏には4つの才能があります。
「涙もろい人」が持つ“脳の天才性”4つ

今回は、「涙もろい人」が持つ“脳の天才性”を証明する4つの才能とその活かし方を順に話していきますので、最後までしっかり読んでください。
断片的な理解だと繊細なHSP人の脳の神経回路では、理解が追いつかなくなってしまうので、必ず順を追って最後まで読むようにしてくださいね。
もし、途中でわからないところがあったら、後で何度も見返せば大丈夫です。
一番危険なのは、中途半端に飛ばし見してしまい、よくわからなくなってしまうことです。
引き続き涙もろさに苦しむという悲惨な末路だけは絶対に避けたいので、それだけはご注意ください。
- 驚異的な共感力がある
- 情緒的記憶力の強さがある
- 感情知性(EQ)の高さ
- 直感的に“未来を読む力”を持っている
驚異的な共感力がある
それでは、涙もろい人が天才脳の持ち主である理由一つ目、驚異的な共感力があることです。
だから、人の痛みが“自分ごと”になる天才です。
涙もろい人って、他人の痛みや苦しみをまるで自分のことのように感じてしまうんですよね。
たとえば、映画やドラマで誰かが泣いているシーンを見ると、自分の心が締めつけられるように苦しくなる。
脳の仕組みが関係している
実はこれ、脳内の「ミラーニューロン」という神経細胞が活発に働いている証拠。
この細胞は「他人の行動や感情を、自分のことのように脳内で再現する」という不思議な働きを持っています。
つまり、共感力が高い人は、脳の中で“他人の感情を自分の体験として処理している”という、まさに天才的な能力の持ち主なんです。
じゃあ、この共感力、どうやって活かすのか?
それが、「共感型リーダーシップ」です。
普通、リーダーというと“引っ張る人”とか“指示を出す人”というイメージがあるかもしれませんが、共感型リーダーはその逆。
共感型リーダーシップ
職場で同僚がミスをして落ち込んでいる時、家族が悩んでいて誰にも話せずにいる時、
そんなときに、あなたがそっとかける一言
「それ、私も経験あるよ」「それって本当に辛かったよね」
たったそれだけで、人は救われます。
人は、正論やアドバイスよりも、「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じたときに、心が動くんです。
アドバイスを頑張ってしようとしなくていいんです。
むしろ、「わかるよ」と言える人こそ、最も強い。
その一言に、人を前向きにする力が宿っています。
これからの時代、強いだけの人じゃなく、“優しく共感できる人”がリーダーになっていきます。
情緒的記憶力の強さがある

涙もろい人が天才脳の持ち主である理由の二つ目、情緒的記憶力の強さがあること。
これは感情×記憶の形やココロのアーカイブなんて言ったりします。
涙もろい人って、ちょっとしたことで感情が動いて、それがずっと心に残りませんか?
たとえば、昔誰かにかけられた何気ない一言。
人からすれば忘れているような言葉でも、あなたはその時の表情、声のトーン、部屋の空気まで、まるで昨日のことのように思い出せる。
脳科学的に見てみる
これは脳科学的に見ると、「偏桃体」と「海馬」が強く連携して働いている状態で、偏桃体は感情を感じ取り、海馬は記憶を司る器官。
この2つが一緒に動くと、感情を伴った記憶、“情動記憶”が深く刻まれるんです。
つまり、「泣いた=深く記憶した」という構造なんですね。
この力は、人の感情や出来事を「心に保存」できる、いわば“人間クラウド”。
実はすごく貴重なスキル
そしてこの才能、実はものすごく貴重なスキルです。
たとえば、誰かが悩んでいるとき、あなたは「今の悩み」だけでなく、「以前にこの人が言ってたこと」や「過去に感じていたこと」をすっと思い出せる。
それをもとに、「あのとき、こう言ってたよね」と伝えると、相手は「この人は、私のことをちゃんと見てくれてる」と深く安心します。
この力は、教育・医療・コーチング・接客・マネジメントなど、人と関わるあらゆる場面で発揮されます。
特に、成長を支える仕事においては、「その人の過去を記憶している」ということ自体が、何よりの信頼になります。
「覚えていてくれた」という経験は、人の心を強く支えるのです。
活かすコツはすごくシンプルで、相手の話をただ“聞く”のではなく、“心に刻む”ように聴く。
そして、忘れずに、その記憶を必要なときにそっと引き出す。
「前にこう言ってたけど、今はどう思う?」この一言で、人は驚くほど心を開いてくれます。
あなたの“涙と記憶”には、人を支える力があります。
感情知性(EQ)の高さ

涙もろい人が天才脳の持ち主である理由の三つ目、感情知性(EQ)の高さです。
AI時代に最も必要とされるのが“人間力”ですよね。
涙もろい人って、自分や他人の感情にとても敏感ですから、
誰かがちょっと落ち込んでいるだけでも気づいたり、
場の空気がピリッと変わる瞬間に
「まずいな…」って察知できたり。
心理学的に考える
実はこれ、心理学的には「EQ」感情知性が非常に高い状態なんです。
EQとは、自分や他人の感情を理解し、上手にマネジメントする力のことで、これはIQ(知能指数)とは別で、人間関係や仕事で成功するための第2の知性とも呼ばれています。
しかも今の時代、AIやテクノロジーがどれだけ進化しても、 人の心を読み、気持ちを汲み取り、関係性を整えることは、まだまだ人間にしかできない領域。
つまり、EQが高いあなたは、まさにこれからの時代に必要とされる「未来型の人間力」をすでに持っているということなんです。
EQの高い人は、こう動く
たとえば職場で、会議中にちょっと空気が重たくなったとき、EQの高い人は、全体の空気を読む力があるので、
何も言葉が交わされていなくても「誰かがモヤモヤしてるな」と気づきます。
そして、こんなふうにさりげなく声をかけられるんです。
- 「ちょっと気になること、ありましたか?」
- 「無理に決めなくても大丈夫ですよ」
- 「もう少し考えてみましょうか」
こういう一言って、空気を一瞬で和らげますよね。
そして、その場にいる誰かが「この人がいてくれてよかった」と言葉にはしなくても心のどこかで安心する。
EQが高い人は、感情を読み取る“レーダー”の感度が圧倒的に高い。
他人のちょっとした表情の変化、声のトーン、沈黙の長さ… その全てがあなたにとって、立派な「情報」として入ってきます。
そして何より、人の感情に反応して“涙が出る”というのは、EQが全開で働いているサインなんです。自分でも驚くほど泣いてしまうことがあるかもしれません。
でもそれは、“心のセンサー”が人一倍鋭く働いているから。
このEQの高さを活かせば、あなたはチームの「潤滑油」であり、 ときには「場の空気を整えるプロフェッショナル」になれます。
たとえば、こんな場面どうでしょう?
- 会議で場が張り詰めているときに、少し冗談を交えて空気をほぐす
- 誰かが落ち込んでいる時に、気づかれないようそっとフォローする
- 新しいメンバーが入ってきたときに、場に自然と馴染めるようサポートする
こういった「感情の微調整」を自然にできる人って、実はとても少ない。
でも、涙もろいあなたには、それができるんです。
適職としては、
- 人事
- 教育
- カウンセリング
- チームリーダー
- コミュニティ運営
など、“人の気持ちを扱う現場”がぴったりです。
そして、もし今の職場や環境で「繊細すぎて生きづらい…」と感じているなら、それはあなたが「感情が雑に扱われている場所にいる」というだけかもしれません。
だからこそ、自分のEQの高さに誇りを持ってください。
直感的に“未来を読む力”を持っている
涙もろい人が天才脳の持ち主である理由の四つ目、直感的に“未来を読む力”を持っていることです。
実はこれ、感情センサーが未来を先取りするということです。
共感力や感情知性が高い話はこれまでにしてきました。
だからこそ、感情センサーが強く、未来を先取りできるのです。
涙もろい人って、よく「なんか嫌な予感がする」とか「この人、ちょっと危ない気がする」って、理屈じゃなく“感覚”で分かってしまうことありませんか?
そして、そういう時に限って、その予感が当たること、多くないですか?
脳科学的に見てみる
脳科学的に見ると、涙もろい人は感情を司る「偏桃体(へんとうたい)」が非常に活性化していると言われています。
この偏桃体についてはこれまでも何度も話していますが、
過去の記憶や感情、危険な出来事を学習して、「今」の状況と無意識に照らし合わせ、「違和感」「不安」「緊張」といった感覚を、
ほんの一瞬で判断してくれる“脳のセンサー”なんです。
つまり、涙もろいあなたは、「感情というアンテナ」で未来の出来事を先取りしているんです。
この直感力、どう活かしていけばいいのか?
一番のポイントは、「感情を無視しないこと」です。
これまでは、違和感を覚えたり、不安な気持ちが湧いたとしても、「気のせいかな」「自分が繊細すぎるだけだよね」と思って、無理に我慢したことって、ありませんでしたか?
でもその“モヤモヤ”こそが、あなたの未来を守ってくれるナビゲーションなんですね。
たとえばこんなケース、あなたもありませんか?
- 面接でなんとなく違和感を感じた会社に入社したら、やっぱり合わなかった
- 人間関係で「ちょっと合わないかも」と思った相手と無理に付き合って、後から疲弊した
- 選択肢で迷った時、「なぜかワクワクする方」を選んだら、結果的に人生が好転した
こうした経験って、実は“偶然”ではなく、直感の精度が高いからこそ起きているんです。
この能力の活かし方
「モヤモヤ=赤信号」「ワクワク=青信号」このルールを、あなたの人生の判断基準にしてみてください。
たとえば仕事で選択を迫られたとき、
「収入はいいけど、なんか気が進まない」なら、それは“未来からの警告”かもしれません。
逆に、「ちょっと不安だけど、なぜかワクワクする」なら、それは“魂が向かいたい未来”のサインです。
そして大事なのは、その感覚を信じること。
この直感力は、誰にでもあるわけじゃありません。
でも、涙もろい人は、その感情の揺れをきっかけに、脳がフル稼働して未来を読む力が自然に育っているんです。
これはもう、“勘がいい”なんてレベルではありません。
あなたの直感は、経験・感情・記憶・空気感、あらゆる情報を瞬時に統合して導き出された、“天才の計算”なんです。
だからこそ、これからの人生で迷ったときは、こう問いかけてください。
「今、自分はモヤモヤしてる? それともワクワクしてる?」
まとめ
ということで、今回は涙もろい人は天才脳の持ち主の理由を徹底解説しました。
涙もろい人は天才脳の持ち主。その理由は
- 驚異的な共感力
- 情緒的記憶力の強さ
- 感情知性(EQ)の高さ
- 直感的に-未来を読む力