こんにちは!ココロの学校・バーツです。
「職場の空気を常に読んでしまって、自分を出せない」
「理不尽な言い方をされても、言い返せない」
「ミスを必要以上に引きずって、寝る前まで頭の中でぐるぐる反省会」
「他人の評価が気になりすぎて、常に緊張している」
このように職場で「気にしすぎて、もう限界かも…」
もし、あなたがそんなふうに感じながら職場に通っているなら、この記事はまさにあなたのためのものです。
周りの顔色をうかがいすぎて疲れてしまったり、ちょっとした一言を一日中引きずってしまったり。
でも同じような環境で、なぜか涼しい顔でマイペースに過ごしている“図太い人”も、たしかに存在するんですよね。
今回は、そんな「職場で図太く生きる方法3選」をテーマに、繊細で気疲れしやすい人でも実践できる、現実的かつ具体的なスキルを紹介します。
バーツ|ココロの学校
元々は、超が付くほど強度のHSS型HSP。
大人数や人前で話すのはもちろん、人の感情や思考が気になって仕方ありませんでした。でも、そんな30年苦しんだHSPを自ら克服。
現在は、HSP才能起業家・HSPカウンセラーとして、活動しています。
繊細さ全開モードは、危険すぎる

さて、「繊細さ全開モード」で働き続けると、どうなってしまうでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
- メンタルがすり減って、ある朝突然ベッドから起き上がれなくなる
- 人間関係のトラブルに巻き込まれても、何も言えず我慢し続けてしまう
- 本来のパフォーマンスが出せず、どんどん自身が失われていく
- 最終的には「自分は社会不適合者かも…」と、本気で思い込んでしまう
そうなる前に、「図太さ」は必ず身につけておくべきスキルなんです。
そう言うと、「僕には無理だ」「私だってなれるならなりたいよ」って言われるんですが、安心してください。
この記事では、具体的に3つのスキルをご紹介します。
しかも、どれも、特別な才能や性格は必要ありません。
知ってるか知らないかだけの差です。
職場で図太く生きる方法3選

では早速、本題に入っていきましょう。
「職場で図太く生きる方法3選」この記事で紹介する3つの方法は、僕が職場でメンタルを崩しかけたときに救ってくれたスキルです。
正直、今回の内容は次元上昇につながるめちゃくちゃ重要なテーマです。
特に、最後3つ目にご紹介する方法は“図太い人だけが自然とやっている共通習慣”です。
これを知るだけで、職場のストレスが半減しますし、意識レベルの高い状態に入っていけます。
- 直感と違和感を大切にする
- 決断力を持つ
- 新しいチャレンジをする
直感と違和感を大切にする

職場で図太く生きる方法3選、まずひとつ目は…直感と違和感を大切にすることです。
図太く生きる人の共通点、それは「なんとなくイヤだな」「これちょっと変だな」という“感覚”をスルーしないということです。
実はこの「直感」や「違和感」は、心理学では「サブリミナル・パーセプション」とも呼ばれ、無意識に得た大量の情報が“警告信号”として心に現れるものです。
たとえば…
- 誰かと話していて「妙に早口だな、焦ってる?」と感じる
- 会議中に「みんなが沈黙してる空気が重すぎる」と思う
- 上司の「とりあえずやっといて」という言い方にイラッとくる
これ、全部“情報”なんです。
でも繊細な人や真面目な人ほど、「自分が気にしすぎかも」と感じて無視してしまう。
そして結果的に、後から後悔することになります。
僕のクライアントに、ある職場で3ヶ月間上司の言動にずっと違和感を持っていた女性がいました。
でも「気のせいかも」と我慢して働き続けた結果、ある日その上司から理不尽な怒鳴りを受け、心が完全に折れてしまった。
彼女が一番後悔したのは、「あの時、自分の違和感を信じておけばよかった」ということでした。
ここで大切なのは、「違和感を感じたら、すぐに反撃しろ」という話ではありません。
ポイントは、“自分の内側で認識して、メモする”“距離を取る準備を始める”ことです。
たとえば、
- 「この人、なんか苦手かも」と思ったら、距離を取ることに罪悪感を持たない
- 「この仕事、無理してる」と思ったら、断る選択肢をリストアップしておく
- 「今日のやりとり、なんかモヤモヤした」と思ったら、その場でスマホのメモに書く
これだけで、自分を“守る力”が強くなります。
実際、図太い人って、頭が鈍感なのではなく「違和感に忠実」なんです。
そして“相手よりも、自分の感覚を優先する”という選択をしている。
ここに「図太さの本質」があります。まとめますね。
- 違和感は「繊細さ」ではなく「センサーの鋭さ」
- 無視するほどメンタルはすり減る
- 書き留めて、物理的・心理的に距離を取る練習をする
- それは“他人のせい”ではなく“自分を守る決断”
ということでした。
あなたは、誰かに遠慮して自分の本音を押し殺していませんか?
このあと紹介する方法を知っていれば、それがなくなるんです。
決断力を持つ

ここからは、職場で図太く生きる方法3選の二つ目、「決断力を持つ」ということです。
図太さは“迷わない自分”を作る最高のスキルで、図太い人というと、「他人のことを気にしない人」と思われがちですが、実は違います。
本質は、“決められる人”であるということ。
つまり、「決断力のある人」なんです。
さて、なぜ繊細な人は決断できないのか?
それは、「何が正解か」を完璧に知りたいからです。
でも現実には、AもBも完璧ではありません。
正解なんて、やってみなければわからない。
- 図太く生きる人
「どっちでもいい。やってみて考えよう」「決めないストレスのほうがきつい」 - 繊細な人
「もしAにして後悔したらどうしよう」「Bを選んで誰かに迷惑かけたら嫌だな」「どちらかを選ぶ=どちらかを捨てるのが怖い」
だからこそ、決断力は「勇気」ではなく「習慣」なんです。
そこで、小さな決断が、図太さをつくる。
決断力のある人は、「迷う時間」を最小化します。
たとえば、
「今日、ランチどうしようかな」→ 5秒以内に決める
「この会話、入るか迷うな」→ 入るorスルー、即断する
「この仕事、頼まれたけど断ろうか…」→ 10秒考えて答える
こうした“日常の瞬間決断”を繰り返すうちに、「私は自分で決められる人間だ」というセルフイメージが育っていきます。
僕自身も昔、決断が超苦手でした。
でも、「まず3秒以内に決める」トレーニングを毎日やっていたら、あるとき職場で重要な決断を迫られたときに、まったく迷わず言えたんです。
その瞬間、周囲から「なんか堂々としてるよね」と言われて、図太く生きるってこういうことか、と実感しました。
決断疲労を減らすことは、メンタルの安定にもつながります。
スタンフォード大学の研究で「人は1日に約4万回の選択をしている」と言われています。
そのたびに脳はエネルギーを消耗します。
つまり、決断を後回しにするほど、エネルギーが奪われて、メンタルが不安定になるのです。
図太い人は「決断にエネルギーを使わない習慣」を持っているからこそ、ブレない・疲れない。
ここで、太くなる“3秒ルール”、習慣をシェアします。
- 朝、服を3秒で決める(迷わないスタートが1日を安定させる)
- YES/NOを即答する練習(レストランや予定の返事など)
- 迷ったら「よりラクなほう」を選ぶ(直感と快の判断に従う)
この3つを実践するだけでも、かなり“決められる自分”に変わります。
「正解を選ぶ人」より、「決めて進める人」が、結果的に信頼される。
図太さは、迷わず動けることから始まります。
新しいチャレンジをする

職場で図太く生きる方法3選の3つ目、新しいチャレンジをするということです。
図太さは「他にも世界がある」と知っている人から生まれます。
特に、図太い人を観察していると、一つの共通点が見えてきます。
それが「常に何かに挑戦している」ということです。
なぜ、挑戦している人は図太くなれるのか?
その理由はとてもシンプルです。
自分の世界が広い人は、1つの世界に執着しないから。
たとえば、こう考えます。
- 職場だけが自分の世界のすべてだと思っている人
上司に怒られただけで「もうダメだ」
同僚に冷たくされたら「私、嫌われたかも」とズーンと落ち込みます。 - 図太い人
「あーはいはい、まぁ仕事だし」「この人はこういう人。こっちは自分の人生に集中しよ」
それができるのは、“もうひとつの世界”を持っているからなんです。
実際に、こんな実話があります。副業を始めてから図太くなったHSPの女性です。
僕のクライアントで、職場で毎日気を遣いすぎて「職場に行くだけで泣きそうになる」と悩んでいて、僕のところにやってきました。
彼女は副業で「ハンドメイドの販売」を始めたことで、少しずつ人生が変わっていったんです。
最初は「売れるか不安…」と言っていた彼女も、1つ目の商品が売れたときにポツリと「自分のことをちゃんと“評価してくれる人”も世の中にいるんだ…って思えました」と、こう言いました。
その後、会社でイヤなことを言われても、「私は自分のフィールドで必要とされてる」という感覚が支えになり、どんどんメンタルが安定。
半年後には、職場の空気にも一喜一憂しなくなり、見事に“図太く生きられる自分”へと進化していました。
他にも、
- SNSでの音声配信で150回を達成した!
- 980円のnoteが初めて売れてノウハウコレクターも脱出できた!
- 占い師として副業でデビューできた!
などと言って声も届いており、チャレンジした人からは本当に生きづらさが解消したと言ってもらえます。
実はこれ、脳の仕組み的にも、「チャレンジはストレス耐性を強化する」ということで、脳科学の研究からも明らかになっています。
新しいことにチャレンジする人は「神経可塑性(しんけいかそせい)」が高まると言われており、これは“環境の変化に対応できる脳の柔軟性”のことを言います。
つまり、新しいチャレンジは、メンタルの柔軟性・回復力を高めてくれる“脳の筋トレ”でもあるんです。
しかし、この今日からできる「チャレンジ思考」だからって、決して、大きなことでなくてOKです。“小さな冒険”で十分。
- いつもと違うカフェに入ってみる
- SNSで新しい発信を始める(匿名でもOK)
- オンライン講座を1本受けてみる
- メルマガやnoteで「自分の考え」を発信する
ここで大切なのは、「職場以外の自己評価ルートを持つことです。
まとめ
ということで、今回は職場で図太く生きる方法3選を伝えました。
図太く生きるには、
- 直感と違和感を大切にすること
- 「決断力を持つ」
- 新しいチャレンジをする